「灰色に塗り変えられつつある世界に心を痛めながらも、相変わらずおしゃべり多めの教室で好きなものを自由に描いて14年がたちました」
そんな生徒さんたちの率直な言葉が、じわりと胸に響く。
今年も西谷会館のギャラリーに、日本画の世界が咲きます。

顔彩が生み出す、やさしい色の世界
「顔彩(がんさい)」とは、日本画に使われる伝統的な絵具のひとつ。
顔料を小さな皿状の容器に固めたもので、水で溶いて使います。岩絵具とはまた異なる、鮮やかでありながら温かみのある発色が特徴です。
今回の展覧会では、この顔彩を用いた作品が中心。花、風景、仏像、西谷の原風景——生徒さんそれぞれが14年かけて磨いてきた眼差しで、多彩なテーマを描いています。
「それほど腕を上げたとはいえない私たちですが」と謙遜しながらも、思いきって開いた第4回。その作品たちから伝わってくるのは、長く続けることの豊かさです。
西谷の里山へ、ハイキングがてら
「場所は自然いっぱいの里山、西谷地区です。ハイキングがてら蔵ギャラリーを覗いていただけたら幸いです」
会場は西谷会館 展示ギャラリー(宝塚市大原野柴屋1-1)。
田植えが終わり蛙の声が聞こえるこの季節、里山の緑のなかに溶け込んだギャラリーで、静かに絵と向き合う時間。西谷ならではの体験です。

開催情報
- 会期:2026年5月28日(木)〜31日(日)
- 時間:10:00〜17:00(最終日31日のみ16:00まで)
- 会場:西谷会館 展示ギャラリー(宝塚市大原野柴屋1-1)
- 入場:無料
主催:片岡繁美絵画教室 / 西谷地区まちづくり協議会 文化・研修部会
文化・研修部会では、西谷会館のギャラリーやホールを活用したイベントの相談を随時受け付けています。
問い合わせ:まちづくり協議会事務局 ☎ 0797-91-1788
